医療セルフホワイトニングとサロンのセルフホワイトニングの違いとは?
ホワイトニングには大きく分けて「歯科医院で行うホワイトニング」と「サロンやエステで行うセルフホワイトニング」の2種類があります。どちらも歯を白くする目的で行われますが、使用できる薬剤や施術の効果、安全性には大きな違いがあります。
1. 医療セルフホワイトニングとは?
医療セルフホワイトニングとは、歯科医院で提供される「セルフスタイル」のホワイトニングのことを指します。患者自身が施術を行いますが、歯科医院でしか取り扱えない高濃度のホワイトニング薬剤を使用できる点が大きな特徴です。
● 特徴
過酸化水素または過酸化尿素を含む薬剤を使用できる
歯科医師・歯科衛生士が管理・指導するため、安全性が高い
歯の表面だけでなく内部の色素沈着まで分解できるため、効果が高い
1回の施術で白さを実感しやすい
● 施術の流れ
歯科医院でカウンセリングを受ける
自分でホワイトニングジェルを歯に塗布
医療用のLEDライトを照射(約10~15分×数回)
施術後の注意点の説明を受ける
このように、施術はセルフスタイルですが、歯科医師の指導のもと、専門的なホワイトニングを受けることができるのがポイントです。
2. サロンのセルフホワイトニングとは?
サロンのセルフホワイトニングは、ホワイトニング専門サロンやエステサロンで提供される施術のことを指します。サロンでは、医薬品を使用することが法律で禁止されているため、ホワイトニング効果が限定的です。
● 特徴
過酸化水素を含まない、安全性の高い薬剤を使用
歯の表面汚れを落とすことで一時的な白さを得られる
施術は完全にセルフ方式で、スタッフは施術できない
医療行為ではないため、効果が限定的
● 施術の流れ
受付後、カウンセリングを受ける(事前説明のみ)
ポリリン酸や酸化チタンを含む薬剤を塗布(歯の表面汚れを落とす目的)
サロン用のLEDライトを照射(約10~15分)
施術後のケアの説明を受ける
サロンでは、歯の表面汚れを落とすことが主な目的であるため、内部の色素沈着にはアプローチできません。
3, どちらを選ぶべきか?
● 効果を重視するなら「医療セルフホワイトニング」
歯の内部から白くしたい場合や、長期間の効果を求める場合は、歯科医院での医療セルフホワイトニングがおすすめです。過酸化水素が歯の内部の着色を分解するため、1回の施術で効果を実感しやすいのが魅力です。
● 手軽さを求めるなら「サロンのセルフホワイトニング」
「低価格で手軽に試したい」「歯の黄ばみが気になるけど本格的なホワイトニングは不安」という方には、サロンのセルフホワイトニングが向いています。ただし、効果がマイルドなため、継続的に通う必要がある点に注意しましょう。
当院ではセルフホワイトニングを3月13日からオープンしますのでご予約承っております!