当院では矯正専門の歯科医師による矯正相談を行っています
当院では、矯正専門医による診断、矯治療を行っています。治療実績1000症例以上の和歌山県の大橋 一範先生を当院に毎月お呼びしています。
子どものうちに矯正治療を行うと期待できること
お子様はまだ顎の骨が成長課程にあるため、これを利用することで歯並びの悪さを根本から改善できる場合があります。
成長過程にある顎の骨を正しく導いてあげることで、永久歯を正しく並べるためのスペースが確保できるようになり、抜歯せずに歯並びを改善したり、将来の本格矯正が回避・短縮できたりするケースがあります。
また顎の成長をコントロールすることで、お顔立ちを整えたり、そうして子供のうちから治療を開始することで、早いうちからお口まわりの悪癖に気づき、早期に治療が始められたりするようにもなります。
当院ではお子様の歯並び・矯正の相談を無料で行っております
子どもの矯正はいつから始めるのがいい?矯正費用はどれぐらい?矯正の必要はあるの?などお子様の歯並びに関してお悩みは様々だと思います。当院では、矯正が必要かどうか、矯正費用について、お口の癖で悩んでいるなど、どんな些細なお悩みも無料相談で承っておりますのでお気軽に無料相談をご活用ください。
当院の小児矯正で扱う矯正装置の種類
当院の小児歯科では、歯並びの乱れの原因を根本的に取り除く「プレオルソ」と、顎を拡大することで歯が美しく並ぶスペースをつくる「拡大床(拡大装置・プレート)」を主に使用しております。
プレオルソ
「プレオルソ」は、小児(4歳から9歳くらいまで)の歯並びを改善するためのマウスピース式矯正装置です。 この装置の特徴は、「歯を直接動かす」のではなく、歯並びを悪くしている原因である口の周りの筋肉を改善することで、「間接的に歯並びを改善」していく点にあります。
つまり、口周りの筋肉のバランスが悪ければ歯並びも悪くなりますが、バランスが良ければ自然に理想の位置に並ぶという仕組みです。
やわらかい素材の、付け外しが可能な矯正装置
お口の周りの筋肉
口の周りには、多くの筋肉が存在します。頬や唇、口の中の舌もその一部です。これらの筋肉の一部が弱かったり、正しい方向に働かなかったりすると、歯並びや上下顎のバランスが乱れる原因となります。また、口を開けたままの状態も引き起こすことがあります。 矯正治療を行っても、筋肉のバランスが崩れたままだと、効果的な治療が行えないことがあります。
また、治療後に歯並びが元の状態に戻ってしまうこともあります(再発)。
プレオルソのメリット
- 口呼吸を鼻呼吸へと改善
- 舌の癖・位置の改善
- 歯・舌がきれいに収まるスペースを確保
- より自然な歯列への誘導
プレオルソとワイヤー矯正の違い
マウスピース型のプレオルソと、ブラケットとワイヤーを使った従来のワイヤー矯正には、以下のような違いがあります。
マイオブレイス | ワイヤー矯正 | |
---|---|---|
装置のタイプ | マウスピース型 | ワイヤー+ブラケット型 |
痛み・違和感 | 痛み・違和感がほとんどない | 痛みを伴う(特に装着後・調整後) |
治療中の虫歯リスク | 取り外して歯磨きができるため低い | 食べ物が詰まり、取り外せないため、やや高くなる |
食事・発音のしやすさ | 取り外せるため問題ない | 食べ物が詰まる・慣れるまで発音しづらい |
装着時間 | 就寝中+日中の1時間 | 24時間 |
後戻りのリスク | 歯並びの乱れの原因を取り除くため、低い | 単独での治療では歯並びの乱れの原因を取り除けないため、やや高くなる |
治療後の歯並びの美しさ | 機能性の回復に主眼を置くためワイヤー矯正よりは劣る | 美しさを追求し、きれいに仕上がる |
副効果 |
|
特になし |
悪習癖の治すためのMFTも同時に行います。
拡大床(拡大装置・プレート)
主に顎の拡大のために使用される取り外し式の装置で、中央にあるネジを巻いて少しずつ力を加えて、ゆっくり顎を拡げていきます。
近年、硬いものを食べる機会が減っていることから、顎の成長が不十分なお子様が増えています。拡大床を使って顎の成長をサポートすることで、歯列がきれいなアーチを描くためのスペースを確保します。
なお装着時間は、就寝中を含めて1日12時間以上が必要です。
拡大床の効果
- 顎を拡大し、歯がきれいに並ぶためのスペースを確保
- 抜歯を避けられる可能性が高い
- 取り外し式であるため、幼稚園や学校などには外していける
- 取り外し式であるため、食事、歯磨きが楽
悪習癖の治すためのMFTも同時に行います。
お口の癖を治すMFT
当院で行うプレオルソや拡大床による小児矯正では、MFTも併用します。MFTとは、口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therap
のことを指します。
お口まわりの筋肉を鍛えるトレーニングによって、食べる・噛む・飲み込む機能、発音・呼吸の機能、舌・唇の位置などを整えます。このことにより、お子様の気になる癖――指しゃぶり、舌で歯を押す癖、口呼吸、歯ぎしり・食いしばりなどの改善が可能です。
これらの癖が改善されることで、歯並びの乱れを予防したり、矯正治療の効果を高めたりといったことが期待できます。
MFTの内容はお子様に合わせて選択
舌を指示通りに動かしたり、専用の道具(スティック)を使ったり、水を飲み込む練習をしたりといった、数十種類のメニューの中から、お子様に合ったものを選択します。
痛い・辛いものではありませんので、どうぞご安心ください。当院では、お子様に少しでも楽しんで取り組んでいただけるよう努めています。
小児矯正治療の流れ
1カウンセリング
お子様の歯並びについてのお悩みをお伺いします。
また、当院で行う小児矯正治療についてご説明します。
2精密検査
歯並びを含めたお口の状態を詳しく調べます。
3コンサルテーション
精密検査の結果を受け、具体的にどういった治療が必要になるかをご説明します。
ご同意いただけましたら、治療へと進みます。
4プレオルソまたは拡大床による治療の開始
プレオルソまたは拡大床を用い、治療を開始します。
並行して、MFTにも取り組みます。
5定期的な通院
月に1回を目安として、通院していただきます。
装置の使用状況と歯並びの状態、その他お口全体の健康をチェックしていきます。
小児矯正の費用
税込み価格表示になります。
相談料 | 550円 |
---|---|
診断料 | 5,500円 |
小児矯正(通院費込み) | 440,000円 |
小児矯正はプレオルソ、拡大床を使用致します。
MFTと同時行なって習癖を取ります。